あらがう

流れに掉さすことも真なり。そして逆もまた真なり。

レベル4

横断歩道は歩行者優先だということは理解しているが歩行者がいた場合停車義務があることは知らなかった。

横断歩行者等妨害等違反だそうな。

自称ではあるが優良ドライバーの私が知らないならその認知度はかなり低いと思われる。

ましてやこの辺のような交通量の少ない田舎道では横断歩道の前で減速して停車して道を譲るよりも素通りしてから渡ってもらった方が無駄もなくスムーズというもの。

近所で取り締まりしている光景を見たことがないのは単純に信号機のない横断歩道が少ないからだし1日数件の水揚げがあったところで燃料代にもならないからに他ならない。

そもそも歩行者を妨害してると感じたら一般的なドライバーは停車するに決まっているし停車したとしても対向車が停まる保証はどこにもないので逆に歩行者を危険にさらすことになるのではないか?

当然停車しなかった対向車も違反になるわけだが両方向で取り締まりできるスペースがある特異な場所は限られるのではないか?

悪意の有無にかかわらず逃走という形になったその対向車のドライバーをパトカーなり白バイで追跡するのもまた危険であり迷惑以外のなにものでもない。

また交差点においても青信号で渡っている歩行者は優先されるわけで渡りきるまで待つのがルールだそうな。

だが市街地ともなると車線は多いし横断歩道の距離も長くなる。

お年寄り等は渡りきるまで数分かかるがそれでも何10メートル先だろうが横断歩道上に歩行者がいる限り待たなければいけないようだ。

たとえ渋滞を引き起こすことになってもということらしい。

信号機のない横断歩道の前で立ち止まっていれば渡ろうとしていると定義されているのだろうか?

もし私が取り締まりの場にいてそれを問われたら迷わず渡ろうとしていたんじゃなくて考え事をしていただけと答える。

歩行者を守るべきなのは当たり前だしそれならすべての横断歩道に信号機を設置すればいいしそこまでしなくてもせめて渡りたいということを自己主張するよに法改正すべきだと思うし今でも黄色い旗が備え付けてある横断歩道はある。

そうすれば無駄な手間や人件費の削減にもなるというもの。

オービス同様防犯カメラの映像さえあれば検挙できそうなものだがAIに仕事を奪われるのが嫌なのだろうか?

自動運転システムには当然そういう装備も備わっているだろうし便利なものだと思うが制限速度を遵守されたら路上教習車が走っているのと同じで周りはたまったものではない。

今年のGWは大いに賑わって高速道路も各地で大渋滞だったようでそういう場面こそ自動運転システムの真骨頂だと思うのだが寝たら切符を切られるという矛盾が生じるようではそのレベルもまだまだということだしドライバーを必要としないシステムなど夢のまた夢である。

楽になるのはいいことだが運転することの楽しさもあるし交通違反のない世界よりも戦争のない世界を実現させてもらいたいものだ。