あらがう

流れに掉さすことも真なり。そして逆もまた真なり。

君子危うきに近寄らず

宗教に興味はない。

まったくないが代々お寺で葬儀を執り行うし自宅にも仏壇があるので

なりゆきで仏教徒にされているようなものだ。

というのが一般的だと思うのだが不思議なことに世の中には新興宗教なるものがはびこっている。

さらに教団が運営してる大学があるのも驚きだがそれを不思議と感じる自分が

おかしいのかとさえ思ってしまう。

別にトリッキーな生活を送ってるわけでもないし普通の社会人だし普通に税金も納めている。

だからどこで新興宗教に出会うのかそういう人に聞いてみたい気持ちは少なからず持っている。

家族が医師にも見放されるような大病を患って藁にも縋る思いで教祖様の元を尋ねたらあら不思議!

というありきたりのパターンしか想像できないが仮に当たってたとするとこの国の医師はポンコツだらけということになってしまう。

ググってみたら信者数が100万を超える新興宗教団体もけっこうあるし計算するとそれだけで1000万人を超えてしまった。

近所にも政党のポスターを貼ってたり時折太鼓の音が聞こえる家もある。

それだけ身近な存在だということだが理解に苦しむ。

入信すればその苦しみから解放されるのだろうが理解する気もない。

 

選挙において組織票ほどありがたいものはないのだろうし票獲得のためならセミナーに参加したり関連団体のイベントに出席して挨拶することもいとわないだろう。

ただその団体がカルトとなると穏やかではない。

早い話が反社と同じである。

闇営業問題で芸能界から干されてしまった芸人もいたように政治の世界でもあっていいことではないのは当然のこと。

それが国内ならまだしも外国の団体となるとさらに理解に苦しむ。

敬愛する教祖様のお言葉が通訳を通してでもありがたみはあるのかと余計な心配をしてしまうが己の身を削ってまで大金を寄付するぐらいだから問題ないのだろう。

マインドコントロールといえばそれまでだがメディアでも騒がれているようにその二世はたまったものではない。

早急に解散命令を発令してもらいたいものだが選挙に当選することしか頭にない政治家まみれの政府ではいつになることやら思いやられる。

失言による辞任や更迭は今にはじまったことではないしたとえカルト宗教団体の組織票によるものであっても当選を重ねたらいつかはなれる大臣などただのお飾りだから誰でもいいし死刑になる人間はなるべくしてなるというのも事実であり被害者家族の心情もくみとるべきではないだろうか。

そもそも命の尊さ云々をぬかすなら死刑制度なんぞ廃止すればいいししぬまで働かせて被害者家族に毎月送金させた方がためになるというものだ。